
2025年1月25日大阪梅田に
・再生医療専門クリニック
・再生医療専門リハビリ施設
・細胞培養センター
が集結した関西初の再生医療複合施設「大阪国際再生医療センター」が開設しました。
オープニングセレモニーには、元大阪府知事の松井一郎氏、衆議院議員の梅村聡氏、元衆議院議員の中山泰秀氏をはじめ、政界や医療業界から多くの来賓が参列し、盛大な式典が執り行われたとのことです。

テープカットの様子

大阪国際再生医療細胞培養加工センター(C P C)

診察室

大阪国際再生医療リハビリセンター
施設の特徴:3つのセクションの連携
治療、リハビリ、細胞培養の3つのセクションが一体になっていることが最大の特徴であり、各セクションごとに特筆すべき特徴は多くあります。
リボーンクリニック大阪院
リボーンクリニック大阪院は、未来都市を彷彿とさせる先進的で清潔な院内環境を備えています。患者様一人ひとりのプライバシーに配慮したリラックスできる治療空間を提供することに加え、安全性を最優先に考え、培養施設並みの高度なクリーン度を誇るオペ室を完備し、低侵襲かつ効果的な治療を実現しています。
また、国内で唯一リボーンクリニックグループだけが提供可能な「AGP-1細胞」と「NGP-1細胞」を用いた治療を行っています。
※AGP-1細胞(AlphaGen Prototype-1)
HGF(肝細胞増殖因子)の高い生成能力を持つよう設計された幹細胞です。
HGF分泌が低下している「糖尿病」患者をはじめ、組織修復や炎症管理に課題を抱える方々への新たな治療法として期待されています。
※NGP-1細胞(NeuroGlial Progenitor-1)
神経やグリア細胞への選択的な分化を促進する特性を持つ幹細胞です。
「脊髄損傷」患者の神経損傷回復をサポートする画期的な治療手段として注目されています。
さらに、リボーンクリニックは、歯科領域での再生医療、二重濾過血漿交換(DFPP)、最新の美容治療等患者様のニーズに合わせた治療の提供も行っております。
大阪国際再生医療細胞培養センター
大阪国際再生医療細胞培養センターは、国内トップシェアを誇る「九州再生医療細胞培養センター」のインフラをそのまま移設し、厳格な管理体制のもとで運営されています。
当該センターでは、年間6,000件を超える細胞培養の実績と、最新の培養技術を駆使して、細胞生存率96%以上を担保し、治療効果の高い幹細胞の培養を行っています。
また、熟練した培養士が高度な技術と豊富なノウハウを活用し、最高品質の幹細胞を提供しており、大阪大学をはじめとするアカデミアとの緊密な連携により、臨床研究や治療のエビデンス構築を積極的に推進するとともに、次世代医療に貢献する「デザイナー細胞」の開発にも取り組んでいます。
施設全体は、国内外の規制基準を満たし、厚生労働省及びP M D Aからの厳しい監査をクリアすることで、高い信頼性を誇っており、安全性にも確保しています。このような体制は、医療機関や研究者、患者様からの信頼を得る大きな柱となっています。
※実稼働は、2025年4月頃を予定。
大阪国際再生医療リハビリセンター
大阪国際再生医療リハビリセンターでは、再生医療に精通した理学療法士や作業療法士が在籍し、質の高いリハビリテーションを提供しています。
特に、再生医療×リハビリ×HAL®︎(ロボットスーツ)を組み合わせた専門的なプログラムが特徴です。
再生医療治療後の「学習」と「定着」を促すリハビリ
再生医療の効果を最大限に引き出すためには、幹細胞治療後のリハビリが非常に重要です。
幹細胞が再生を促進する間に、適切な運動やリハビリを通じて機能を回復し、損傷部位や組織を正しく働かせる環境を整えることで、治療の成果をより確実なものにします。
個別対応のオリジナルリハビリメニュー
障害を抱える方々の症状や生活背景、体力レベルは千差万別であり、それぞれが異なる目標や希望をリハビリに求めています。完全マンツーマン体制のもと、個々の状況やニーズに応じたオリジナルのリハビリメニューを作成しており、患者様一人ひとりに寄り添い、目標達成に向けて着実に改善への道をサポートしてくれます。
再生医療成功の鍵
繰り返しになりますが、
再生医療を受ける上で最も大切なのは細胞の品質です。
それに加えて、治療後の適切なリハビリテーションや生活指導が、治療効果の最大化に寄与すると考えております。
再生医療クリニックは玉石混交であります。
エビデンスに基づいた正しい情報を持って治療に臨みましょう。